
カレ子
ねえカレーマン、あたしすごいことに気付いちゃったんだけど。

カレーマン
すごいな。どんなことや?

カレ子
この記事で、林家ヒ素の希少性が崩れた話をしたわよね。

カレーマン
したな。

カレ子
確定審一審では、林家ヒ素とカレーヒ素は同じ工場で同じ日に作られた、つまり「製造段階が同一」だから組成がこんなに「酷似」しているのだ、という話だったのに再審になって否定されたわ。

カレーマン
されたな。
「製造段階が同一」という前提が崩れたのだから

カレ子
林家ヒ素とカレーヒ素みたいに「酷似」しているヒ素はよそにもある可能性が高まった。

カレーマン
高まった。

カレ子
ということは……。

カレーマン
ということは……。

カレ子
「酷似」なんていう判定だと不十分になったってことじゃない? 「製造段階が同一」という〝激レア証拠〟が否定されたんだから。

カレーマン
そういうことや。「同じ工場で同じ日に作られた」とまで言うから、「まあ厳密に同一とまでは立証できてないけどええやろ」と判断されていたわけやしな。

カレ子
この2つのイメージを見ればよくわかるわね。左が検察側の主張のイメージ。右が弁護側の主張のイメージ。A〜Gというのはこれよ。



カレーマン
一目瞭然やな。検察側は、紙コップGのヒ素のルーツはドラム缶Aだと言うてる。弁護側は、Gのルーツは他のドラム缶だと言うてる。

カレ子
「製造段階が同じ」とまで言えるのならってことで厳密な同一性の判断はカンベンしてもらっていたけど、その前提が崩れたのなら、本当にGのルーツはAなのかどうか再検証しなくちゃいけなくなったはずよ。

カレーマン
その通りや。2017浅見決定みたいに、同一性の証拠価値を支えていた前提が崩れたのにそれでも「同一だ同一だ」と叫んでる場合ちゃうわな。

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