犯行機会 夏祭り会場で混入の可能性があるから無罪 ヒ素の混入はガレージか夏祭り会場かどちらかだ。裁判所はガレージと断定したが、夏祭り会場を否定する根拠は実は弱いことを見ていこう。確定一審では、午後2時ごろにガレージで味見をしたことが審理されていないことも明らかになった。 2025.10.23 犯行機会
目撃証言 目撃証言がテキトーだから無罪 自宅の2階から、斜向かいのガレージの林眞須美先生を見たという。女子高校生はほんとうに見えたのか? 判決文はいっけん理路整然と書いてあるが、よく読むと不可解なてんがいくつも浮かぶ。 2025.10.23 目撃証言
最高裁判決 最高裁判決がスカスカだから無罪 確定審のFAとなる2009最高裁判決。最高裁は下級審のチェックが仕事だが、カレーでは異例にも事実認定に踏み込んだ。しかし異同識別、頭髪ヒ素、犯行機会、目撃証言の4つの認定はどう見ても「イマイチ」の寄せ集め。逆に「合理的疑い」を抱かせる内容になっている。 2025.10.22 最高裁判決
真犯人 真犯人がいるから無罪 様ざまな噂が飛びかうカレー真犯人。実は弁護団が再審請求のさいに提示していた。カレーの給仕もした当時66歳の女性だ。夫の前職からヒ素との接点も浮かぶ。 2025.10.10 真犯人
ヒ素の異同識別鑑定 ヒ素は「稀少」ではなかったから無罪 ヒ素の「同一性」の証拠価値を支える「希少性」。これを守るのに検察と裁判所がどれだけ必死になったかを見てみよう。 2025.10.02 ヒ素の異同識別鑑定